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子ども医療費助成制度とは?子育て中の医療にかかるお金について

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子育て世帯を支える「子ども医療費助成制度」

子育て世帯を支える「子ども医療費助成制度」
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子ども医療費助成制度とは?

「子ども医療費助成制度」とは、乳幼児が医療機関で診察や治療を受けた際にかかった費用を、自治体が一部もしくは全額を負担してくれる制度のことです。制度の対象者は健康保険に加入している子どもとなります。ただし、生活保護を受けている子ども、社会的な措置を受け施設などに入所している子どもは対象から外れます。 対象何歳や助成額については、 多くの場合、制度の対象年齢には「未就学児」と「小学生以上」の2つの段階で分けられます。未就学児はいわゆる乳幼児期とされる、6歳(厳密には6歳を迎えた日以降の最初の年度末)までの子どものことです。国からは自己負担割合は2割とされていますが、都道府県、あるいは市区町村が独自で助成を行い、ほとんどの場合は無料となります。 小学生以上になると通院で助成せず入院のみとしたり、助成する年齢が「12歳まで」「15歳まで」だったり、自治体によって内容や年齢制限に大きな開きがあります。 さらに、助成額についは親の所得制限を設けている場合も。全体的には8割以上の自治体で所得制限を課しておらず、全額負担を実施している自治体が6割です。詳しく知りたい方は厚生労働省の調査結果を参考にしてみるといいかもしれません。

申請方法は?

子ども医療費助成制度を利用するためには、手続き申請をして医療証などを発行してもらう必要があります。住んでいる地域によって多少の差異はありますが、下記の手順で申請を進めていくとスムーズでしょう。

(1)住んでいる地域(市町村)の助成内容の確認をする
(2)両親どちらかの扶養として、新生児の健康保険の加入手続きをする
(3)新生児の健康保険証が届いたら、役所に持参して、子ども医療助成の申請をする
(健康保険証が手元にない場合は、健康保険証のコピーを後日郵送する形で受け付けている自治体もある)
(4)医療証が届く

医療機関を受診した際に、この医療証を提示することで助成対象とみなされます。子どもは産まれてまもない頃から、発熱や肌荒れなどで医療機関にかかることが多いです。出産後は速やかに手続を進めるようおすすめします。

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